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資料だけでは感動できない。VR利用で心を動かした都市開発プロジェクト

今回は、都市開発プロジェクトである「KING Toronto」でのVR活用事例をご紹介します。KING Torontoは、トロント中心部の新興エリア、キングストリートウエスト533番地に位置する注目の複合用途都市再開発プロジェクトです。このプロジェクトは、バンクーバーを拠点とする高級不動産デベロッパーのウェストバンク、トロントを拠点とする都市型ワークスペースデベロッパーのアライド・プロパティーズREIT、そして世界的に有名な建築事務所であるビャルケ・インゲルス・グループ(BIG)の3社が、それぞれの分野のリーディングカンパニーのビジョンを結集して実現されました。

VR利用により大成功した都市開発プロジェクト

このプロジェクトは、大きな中庭のある建物で、下層階にある4つの既存の遺産の建物を包み込み、1階には約50,000平方フィートの小売スペース、上層階には514戸の住宅が含まれる大規模なプロジェクトでした。4つの建物の形態は、積み重ねられた立方体の外観で、複合体のコアは、地形の中に「谷」を作るために空洞化されています。建物の地形を利用して、一部の大型ユニットにはプライベートテラスが設けられ、その他のユニットにはバルコニーが設けられています。また、建物の側面には十分な緑が生い茂り、木や植生を特徴とするテラスが設けられました。また、建築的に複雑でユニークで、購入希望者を魅了するだけでなく、その都市空間に住む人々の心をつかむ必要があります。このユニークなデザインの美しさと効果を伝えるために、KING Torontoの複雑なデザインを誰もが理解でき、さらに感情移入できるような方法で、実際にどのように展示するかが課題となりました。

実際に建設されることなく可能な限り現実に近づける唯一のソリューションがVRです。VRシステムの中にこの魅力を説得力のある形で表現しました。中庭空間の大きさやデザイン、アトリウムの壮大さ、遺産の建物との融合、広大な植生、その他の印象的なデザインの特徴を、実際の生活の中で体験できるように、実物大のVRワールドを作成しました。さらに没入感を高めるために、街中の車の音、人の声、鳥の声、風に吹かれる植物の音、心を和ませるピアノの音楽など、3Dのアンビエントサウンドを建物のロビーに取り入れました。中庭では、水の特徴と体験的な霧のインスタレーションをシミュレートし、空間を活性化させました。

KING TorontoのVR体験は、1週間に及ぶ展示会で披露されました。ショーケースには、VRヘッドセット、移動するための安全な専用エリア、その横には大型のハイビジョンテレビが設置され、ヘッドセットを装着した視聴者が何を見ているのかを見ている人に見せていました。視聴者は現実世界の専用スペースを自由に歩くことができ、VRの世界でも動き回ることができます。視聴者は、指を指して目的地へテレポートしたり、ヘッドセットの外にいるホストによってコントロールされた興味のある場所をプリセットされたガイドツアーに参加したりすることができました。このVRショーケースは大成功で、大きな話題となり急速に広がっていきました。

感動体験を提供できるVRの可能性

今回は、KING TorontoでのVR利用例をご紹介しました。飛び抜けた没入型体験ができるVRは、このような大規模な都市計画を見せるにはぴったりのソリューションだったと思います。資料を見せるだけでなく、実際に体験してもらうことで感情に直接訴えることができ、ユーザーの心を動かすことができます。VRは様々な課題へのソリューションとして活躍しており、私たちが日常生活でVRを利用することになる日も近いかもしれません。弊社でも、課題解決に向けたVR制作を行っております。VR利用をお考えでしたら、是非お問い合わせください。

参照元:KING Toronto Virtual Reality Case Study

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