従業員とのコミュニケーション力を磨く!組織のリーダーのためのVRトレーニング「Leading Through Uncertainty」
今回ご紹介するのは、組織のリーダーのためのVRトレーニング「Leading Through Uncertainty」です。
COVID-19パンデミックの混乱下でチームを管理するためのVRトレーニング

COVID-19パンデミックは、人々の生活とビジネスに大きな混乱をもたらしました。多くの中小企業は、オフィスの閉鎖を余儀なくされ、大企業にとっても非常に困難な時期でした。
CEOをはじめとするリーダーたちにとって、自宅で仕事をしながらチームを管理するということは、未知の領域でした。
XRビジネスソリューション企業のテイルズピンは「Leading Through Uncertainty」という、職場のリーダーやマネージャーがより効果的にコミュニケーションをとる方法を教えるVRトレーニングモジュールを提供しました。
チームの士気とモチベーションは、企業にとって非常に重要です。そのため、CEOやトップマネージャーは、書面や口頭でのメッセージで、いつ、どのようにコミュニケーションをとるべきかを知る必要があります。
このVRトレーニングは、アクティブリスニング、共感力、短時間で効果的なコミュニケーションなどのスキルを磨くための効果的なツールだといいます。
テイルズピンの共同創業者兼CEOであるカイル・ジャクソン氏は次のように述べています。「COVID-19 の大流行により、すべての組織は社員や顧客を大切にするために今何ができるのかを自問自答しています。私たちは、「Leading Through Uncertainty」を、インパクトのある学習・エンパワーメント技術の一つであるXRを活用して、リーダーやチームの準備をより良くするための方法として捉えました。」
リーダーを成長させるVRトレーニングプログラム

一連のVRトレーニングモジュールでは、ユーザーは実際のオフィス環境にいるような体験をすることができます。ユーザーはアバターを使い、冷静で思慮深いコミュニケーションの取り方や従業員への共感力を身につけるための一連の状況に対処しなければなりません。
VRトレーニングプログラムは、以下の5つのモジュールで構成されています。
モジュール1 – 簡潔なコミュニケーション
このモジュールでは、明確なコミュニケーションがいかにチームを落ち着かせ、危機的な状況を脱せられるかを学びます。
モジュール2 – 自分の感情をコントロールする
感情をセルフコントロールすることは、どんなリーダーにとっても重要なスキルです。指示に従わない従業員を相手にしたとき感情をコントロールできなくなると、プロとしての姿勢を失い、軽率な決断を下す危険性があります。
モジュール 3 – 従業員と生産的なコミュニケーションをとる
時には、個人的な問題で従業員が感情をコントロールできなくなることもあります。リーダーはその従業員に手を差し伸べ、困難な状況を乗り越えて仕事に集中できるように支援することが必要です。
モジュール4 – 感情的になったチームに冷静さを取り戻す
一人のストレスはチーム全体に影響を与えます。共感力と優れたコミュニケーションスキルを持つことでチームに冷静さと秩序を取り戻すことができます。
モジュール5 – 困難な時期を克服した先
最終モジュールでは、現在の困難な状況に対処した後、次のステップに進む方法を示しています。
マネジメントに効果的なVRトレーニング
VRトレーニングは、仕事のスキルを共有し、伝承するための有用なツールの一つとなっています。
今回は、マネジメントで活用されるVRツールをご紹介しました。VRは動きが大きく、カスタマイズの自由度も高いため、様々な業界で有効なツールとして活用することができます。抱えている課題が、もしかしたらVRで解決できることもあるかもしれません。弊社では、課題解決に向けたVR開発を行っております。VR利用をお考えの方は是非お気軽にお問い合わせください。
参照元:“Leading Through Uncertainty” – VR Training Modules for Leaders Facing Crisis Situations
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