VRで楽しむ一皿！映像と連動した未来の食事が楽しめるVRダイニング

VRでの仮想現実と現実での体験をリンクさせることで、より多角的な体験を可能にする動きが商業でも広まってきています。今回ご紹介するのは、そんな現実の食事とVR空間をリンクさせたバーチャルリアリティで味わう不思議な一皿です。

不思議な料理をVRで味わう

こちらはRoyal Caribbeanにて実際に行われているVRを利用した料理です。顧客の前には3種類の料理が出されます。するとVR内でも同じように、不思議な色に発光する料理が現れ、それを味わう事ができるというもの。

料理の位置や、体験者の手の動きなどはトラッキングされており、手を伸ばしてVRの中で料理を掴むと、現実で目の前に提供されている食事を手にすることができます。体験者が食べ物を口に運ぶと、次の料理が目の前に現れ、食事を的確にナビゲート。他人の介助なしで、VRと連動した食事を味わうことができます。

同店舗では他にもプロジェクションマッピングや、顔認証を利用した店舗システムなど最先端着出が所狭しと取り入れられており、まさにSF映画の世界に飛び込んだかのような体験を味わえるそうで、積極的にデジタルコンテンツを取り入れているようです。VRを食事に取り入れ未知の料理を提供するユニークな取組でした。

現実では体験出来ないことを可能にする

今回ご紹介したプロジェクトでは、キラキラと光る不思議な食事を口にする等、これまでに無かった料理をVRで可能にしていました。店舗での料理提供のアイデアとしては勿論、イベントでのプロモーションなどにも応用していけそうなないようでしたね。料理に現実とはことなる見た目をデジタルで与える、とてもおもしろい取り組みのご紹介でした。

[参考サイト]
Royal Caribbean's high-tech ship lets you be lazier than ever – CNET

The frustration-free vacation is arriving on Royal Caribbean