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コントローラーをよりリアルに、コンパクトに!東京大学が発表したVRコントローラ設計

VR内での操作を一手に担うコントローラーは、VR体験時の没入感を高めるために、よりリアルな形状・質感・重みを持つものが求められています。しかしその反面、肥大化するコントローラーのサイズに、消費者も開発者も頭を悩ませてきました。今回ご紹介するのは、そんな悩みを解消するかもしれない東京大学のとある研究です。

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特殊な設計で実物以上の質量を再現!東京大学が発表したVRコントローラ研究

VRゲーム内で知覚するコントローラーの形状を、よりコンパクトなサイズで再現するというもの。映像ではゲーム内での剣の長さがの約半分ほどの長さしかないのコントローラーで、ゲーム内の形状と変わらない質量とサイズ感を実感できるようになっています。

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加えて研究チームはこれらのデータを利用し、任意の3Dオブジェクトから、それと同じサイズを知覚させる為のコントラローラーのCADデータを自動で算出してくれるシステムの開発も行ったそう。

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現段階ではまだ、コントローラー化できるのは薄く均一かつ左右対称のデザインのものに限られているそうですが、今後の研究成果にも期待していきたいですね。

五感を錯覚で満足させる

VR内でよりリアルな感覚を味わうために重要になってくる五感。そんな五感を満足させる為に、より現実に近いオブジェクトが必要とされてきましたが、今回ご紹介した取り組みのように、錯覚によってよりリアルな感覚を再現のも良いアイデアかもしれません。

[参考サイト]
‘Haptic Shape Illusion’ Allows VR Controllers to Simulate Feel of Physically Larger Objects

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