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複数の学生が参加可能の仮想トレーニング!医学生のためのVRアプリ「Teaching Space」

今回ご紹介するのは、医療教育現場でのVRの活用事例です。

世界中の医学部を支援する無制限のマルチユーザー仮想教室

医療分野では、長年の経験を持つ医師の目の前で実際の医療作業を行うことは、医学生にとってトレーニングプロセスの重要な部分です。

医療教育プラットフォームFundamentalVRは、COVID-19への対応として、VRを活用した実地学習を提供しています。

パンデミックの影響を受けている世界中の医学部を支援するために設計された無制限のマルチユーザー仮想教室「Teaching Space」は、コラボレーション仮想環境で他の学生と協力しながら、重要な実践的なトレーニングを受けることができる仮想空間です。

また、VR シミュレーション中にリアルな触覚フィードバックを提供するHaptX 技術を使用している手術プラットフォームは、まるでユーザーが手術室に立っているかのように感じられるトレーニングを体験することができます。この体験は、手術道具を持っている感覚や、ミリ単位で正確な人間の組織に切り込む感覚を再現しているといいます。

バーチャル教室環境にはバーチャルホワイトボードが設置されており、インストラクターは手順を教える際にメモを提示することができます。バーチャル手術室に飛び込めば、手術のデモを行ったり、実際に手術を体験したりすることができます。

同じ部屋にいるかのような学習が可能

公式プレスリリースで、FundamentalVRの最高学習責任者であるPeter Rainger氏は、「VRで外科教育のためのコラボレーション環境を提供する当社の新しいTeaching Spaceでは、世界中から研修医とKOLが一堂に会してティーチングセッションを行い、症例を検討し、知識と技術を共有することができます」と述べています。「当社の新しいTeaching Spaceでは、ペンを持ってホワイトボードに概念を書き出すだけで、研修医が同じ部屋にいるかのように会話しながら、リアルタイムで注釈やコメントを書くことができます。今後のフレキシブルなティーチングスペースの可能性は無限大です。」

医療教育現場を助けるVRツール

FundamentalVRの医療訓練システムは、リアルな音声、映像、触覚フィードバックを使用した完全没入型の体験なので、そこで得られる感情はリアルなものになります。

これは、より良い外科医になるために必要な経験であり、このアップデートにより、世界中の医学生は、パンデミックに悩まされることなく教育を続けることができるようになるでしょう。

今回は、医療教育現場で活用できるのVRツールをご紹介しました。VRは動きが大きく、カスタマイズの自由度も高いため、様々な業界で有効なツールとして活用することができます。抱えている課題が、もしかしたらVRで解決できることもあるかもしれません。弊社では、課題解決に向けたVR開発を行っております。VR利用をお考えの方は是非お気軽にお問い合わせください。

参照元:Fundamental Surgery ‘Teaching Space’ Lets Medical Students Collaborate In VR

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